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復興市場

昨年末、国際ソロプチミスト厚木のチャリティーパーティーに参加したことがきっかけで、今年から、会員として活動しています。

入会した理由は、児童買春防止のための活動をしていることを知ったからです。

以前、海外の児童買春問題を取り上げたドキュメンタリー番組を見て、多くの日本人が関わっている事を知り、同じ日本人として恥ずかしく情けなく思い、また子どもを育てる母親として憤りを感じ、自分にできることはないかと思っていました。

そして、この問題に共感して取り組めるのは、女性しかいないと思っていましたので、女性会員で組織する国際ソロプチミスト厚木に入りました。

月に一回の例会やリジョン大会、研修会などに出席して、ボランティアのあり方など多くの学びを得ています。

9月1日は、国際ソロプチミスト東京ー狛江の主催の講演会に行って参りました。

絆プロジェクト『3.11被災地の子ども達と1年間かかわって』と題して、一年間気仙沼小学校で教鞭をとられた狛江第五小学校教諭 竹谷正明先生より、被災地で過ごして得られた貴重なお話を伺いました。

被災地では、多くの市民の尊い命が奪われましたが、教員も同様で、教師の数が少なくなってしまったそうです。

そこで、東京都が支援の一環として、教員の派遣事業を行っており、竹谷先生は自ら手を挙げ、一年間気仙沼の小学校へ行き、児童と過ごされたそうです。

先生は、この一年間で、被災地は復興地になってきたと実感されたそうです。

まだまだ元の生活には程遠いけれど、復興に向けて力強く生活されている様子を話して下さり、もう復興地と呼ぶ方が近いとおっしゃられました。

お話の中で印象に残ったことは、支援のあり方についてです。

災害のあと、学校にも多くの支援物資が届けられたそうです。

小学校には、子どもたちの不安やさびしい気持ちが少しでも和らげばとの温かい思いから、全国よりお菓子が届き、子どもたちは、毎日お菓子をもらって帰る状況だそうです。

学級懇談会で、一人の保護者が話されたことは、「ある日、子どもが学校から帰って、“今日の支援物資”と言いながら、テーブルの上にポンとお菓子を置いたので、きつく叱りました。これは、全国の方々からの真心のこもったお菓子だと、言い聞かせました。ただ、その時思ったことは、毎日毎日いただいて帰っては、感謝の思いが薄れていくのも、子どもだから仕方がないのかなと。」

実際、一年後の健康診断で、児童の虫歯と肥満が増えていたことが分かったそうです。

そして、支援物資がたくさん届く小学校と、あまり届かない小学校とがあることも事実だそうです。

学校内の支援物資倉庫には、使いきれない膨大な量のランドセルや学用品がある学校とそうでない学校があるそうです。

すべて、真心のこもったありがたい品々。

でも、使いきれない量なので、ありがたく申し訳ない思いも、一方でされている学校があるそうです。

そこで、先生が紹介して下さったのが、『復興市場』というサイトです。

このサイトを開くと、復興地で足りない物資と個数が表示されており、オンラインで購入すると、復興地の商店で購入して届けられます。

必要な物が的確に届けられるだけでなく、例えば、直接ノートを送ることにより、復興地のお店のノートが売れなくなってしまうことを避けられることもこのサイトの特徴で、復興地に住む方々と復興地の商店の両方を応援することができます。

被災直後と今では、状況は当然違いますが、離れていてはなかなか分からないことがまだあるのではないかとの印象を持ちました。

講演後の質問コーナーで、主催者が「今日の会費は、すべて支援金として送る予定です。どちらに送れば、有効に使われるかアドバイスをください」と尋ねられました。

先生は、「私からどこどこにということはできませんが、ご参考までに。」と前置きされたあとで・・・。

先生が気仙沼に行ってらしたことを御存知の方々から、今でも支援金が集まるそうです。

先生は、その支援金を私立の児童養護施設に届けられるそうです。

児童養護施設は、子どもに直接掛かる食費などの経費は県からきますが、施設の運営や維持、補修などNPOに掛かる部分は、地域の企業の寄付金で成り立っているそうです。

毎年300万円ほどの寄付があったそうですが、震災の影響で、周りの企業は寄付できる売上げがなくなり、それでも「去年ほどじゃなくてすまないね。」と言いながら頂いた寄付金は合計100万円もあったそうです。

東北パワーと子どもたちを思う深い愛情に感動しましたが、しかし、運営するには足りず、震災で破損した箇所の補修費用も工面できないそうです。

竹谷先生からその話を伺った後、満場一致で支援先は児童養護施設に決まりました。

厚木市も、市民の皆さまから寄せられた東日本大震災支援基金で、現地から要請のあった物資を届けていますが、1年半以上経った今では、そのあり方を見直す時期かもしれません。

他の事例も研究して、今後提言していきたいと思います。
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プロフィール

 

名切 文梨

Author:名切 文梨
(なきり ふみな)
1967年1月12日生まれ。
北鎌倉女子学園高校卒業。
兵庫女子短期大学食物栄養学科卒業。
ソニーPCL、日本経済新聞社を経て、フリーのアナウンサーに。
2007年厚木市議会議員選挙に民主党公認候補として出馬し、2658票をいただいて初当選。
現在3期目です。

 

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