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環境教育常任委員会 その1 <教育委員会の説明と請願者の意見陳述>

過日行われた環境教育常任委員会の録画配信が今日されましたので、確認しながら主なやりとりをお伝えします。

請願内容は、こちらです。



請願内容の朗読の後、教育委員会からの説明が行われました。

課長 今年度、市内小学校は、23校中22校が日光方面へ、1校が岐阜・名古屋方面への修学旅行を計画いたしました。

日光方面への修学旅行につきましては、実施に先立ち、本年1月に教育委員会職員が日光市に出向き、見学先の空間放射線量を測定するとともに、日光市や宿泊予定施設の現状などについて情報収集を行い、各小学校に情報提供いたしました。

また、5月に修学旅行を実施した小学校5校では、当該校の校長等が3月に下見を行い、見学先や宿泊施設などの空間放射線量を測定し、現地の状況について、情報収集を行って参りました。

各小学校では、これらの情報を元に修学旅行先及び見学コースについて検討し、本市の基準である0.19μSv/h以下の見学地に変更するなど、安全の確保に努めました。

また、実施にあたりましては、下見の際に行った現地の空間放射線量の測定結果も含め、保護者あての通知を配布したり、保護者説明会を開催して、これまでの経緯や見学先の変更について説明したりするなど、保護者の理解の下、安心安全な修学旅行が実施できるよう努めました。

10月に日光方面への修学旅行を予定している17校につきましても、8月下旬に下見を行い、現地の状況を確認するとともに、宿泊先や見学地で実際に空間放射線量を測定し、0.19μSv/h以下であることを基準に、見学コースを決定することとなっております。

また、下見の際に行った現地の空間放射線量の測定結果などを含め、5月実施の5校と同様、保護者の皆さまに説明する機会を持ち、ご理解をいただいた上で安心安全な修学旅行が実施できるよう努めて参ります。

修学旅行は、教育課程に位置づけられた教育活動であり、その狙いや学習内容を踏まえ、教育的な意義や安全面・健康面での児童生徒への負担、実施にかかる費用等を十分検討し、各学校において、総合的な判断の下計画されるものであります。

保護者の皆さまのご意見も伺いながら、実施の詳細については校長が決定するものであり、その旅行先は、あらかじめ決められているわけではなく、前年度の評価等を踏まえ、十分な検討をした上で決定していくものでございます。

また、日光方面への修学旅行は、市の基準である0.19μSv/hを下回る場所を宿泊先、見学地として選定しているところでございます。

教育委員会といたしましては、今後も最新の情報収集に努め、引き続き各学校への必要な情報提供や指導助言を行って参ります。

以上でございます。



次に、請願者の意見陳述が行われました。一時休憩して、インターネット中継せず、非公開(当日の傍聴は可)で行われましたが、ご本人の了解の下、転載します。

請願者 放射能の防護は、近づかない・体にと入り入れないが基本です。

修学旅行問題に関しては、関東一円で保護者が声を上げています。

それだけ、保護者にとって「日光への修学旅行」は大きな問題です。

また、その活動を受け、修学旅行先を学校長判断で変える学校も出てきました。

8月に行われた教育委員会で教育長は、

「今、これだけ放射能が問題になっている。旅行的行事として日光はどうなのかと言う意見があるのは事実。プロセスを市民に広く周知して欲しい。密室で決められているのではないかと疑念を持たれてしまう。改善を図って行きたい。日光ありきではない。その上で、行き先を決定するように学校に言わなくてはならない。これだけ修学旅行の関心が高いなら、事前アンケートをPTA本部・役員にまとめてもらう。直接、学校にすると疑念をもたれてしまう。地域の人や学校評議員の意見を聴き、校長の責任の下で決定する、そのようにやって行きたい。」

と、おっしゃってくださいました。

「日光ありきではない」と明言し、「アンケートを行う」との発言は、多くの修学旅行問題に取り組む保護者、そして、声があげられずに悩んでいる保護者の心に深く響きました。

教育長、ありがとうございました。

アンケートがなされる時には、日光市の現状と 日光市への修学旅行の抱えてしまったリスクも含め、これまでのように、不安材料は与えずに、安全面だけを強調した説明では、保護者に真実は伝わりません。

・日光市は安全宣言を出しているから安全。
・厚木市の教育委員会・校長会が日光市と一緒に測定をした結果でおおむね安全である。
だけの説明では、不十分です。

多くの保護者は、日光市への修学旅行を不安に思いながらも、声を上げる事も出来ず、悩んでいます。

また、日光市の現状が分らないままに、これまでどおりだから大丈夫なのではないか?と信じている方もいらっしゃいます。

昨年度の保護者は、日光市の放射線量の説明はなかったと記憶していると言います。

日光市の様々な情報を話すと、泣き出してしまう保護者も多く、真実を伝えなかった故の苦しみがここにあります。

現在、保安院・緊急時情報ホームページのトップに「現在、緊急情報が発表されています。今後の情報に注意してください!」の文字が躍っています。

日光市は原発から147.2kmです。

厚木市は、 267.7km。

今年に入ってからも、何度ともなく、原発事故現場では不安定な状況が繰り返されています。

そして、原発からは今なお、放射性物質は漏れ続けています。

原発が緊急事態に陥った場合の、対処方法やその後の健康被害についての対応も、しっかりと説明が必要です。

8月に校長会が行った調査の、写真資料等も含めた数値の公開は されたのでしょうか?

厚木市のホームページを探しましたが、最新の資料は、私には見つける事ができませんでした。

教育長も認める「放射能が問題となっている修学旅行」への安全の根拠として、調査された経緯・趣旨も含め、又、どのポイントで、どこの機械で測定したものか?最高値・最低値のデータまでを開示して下さい。

分りやすい場所に公開していただかなければ、わたしたちにはその内容を確認する事が出来ません。

先日成立した「原発被害者支援法」の中で、「放射性物質の人の健康に及ぼす危険については、科学的に十分証明されていないながら、予防原則にたつと同時に医療費の無償化とその因果関係の証明すなわち立証責任を国に転換させる」という言葉があります。

これは、『証明が出来ないなら、行政には責任が及ばないは通用しなくなる。』という意味を持っています。

日光への修学旅行に反対している人に対して、「一泊二日だから問題はない。」「そこに暮らしている人がいるのだから大丈夫だ。」「風評被害だ!」と、無責任に言い放つ人がいます。

放射能の人体に与える影響については、諸説があり、まだ本当のことがわからないのに、少しくらいの被曝なら大丈夫だと言っている人は、その言葉の責任を取る事ができるのでしょうか?

責任を取るつもりもなく、発言をされているのでしょうか?

政府機関である放射線影響研究所は、低線量被曝について、『これ以下なら安全という閾値はなく、放射性物質の被曝はどのような低線量であっても、確率論的に健康に悪影響を及ぼすことを認める』との研究成果を発表しています。

今回の原発事故では、放射性物質が大気へ飛散し、子どもたちは、初期被曝をしてしまいました。

被曝は積算で考えます。

どんなに気を付けて生活をしていても、内部被曝を完全に防ぐことは出来ません。

だからこそ、これ以上、「無駄な被曝」を許してはいけない。

そう考える事は普通の感覚ではないでしょうか?

9/12日に、文科省は 日光市にもストロンチウム90が降った事を明らかにしました。

α線、β線を出すストロンチウムは、微量であっても 一旦とり込むと長期間にわたり、体内で強い放射線を出し続けます。

たとえ短時間の滞在といえども、その可能性はあり、子どもたちの身体への安全は担保できません。

一泊二日だから。短時間だから・・・・では子どもは守れません。

一泊二日だったら大丈夫なのではないか?などの甘い考えは捨てて下さい。

あの震災時の津波でも、たった一瞬の判断が人生を変えてしまった事を、私たちは知っています。

お酒飲んで、ちょっと近所までだからと車は運転しません。

煙草には有害な物質が入ってるけれど、一本だけならと子どもに与える親はいません。

毒と解ってる食べ物を 一口だけならと子どもに食べさせる親もいません。

日光市は、明らかに厚木市よりも放射能に汚染されており、またそれを国も日光市も認めています。

風評被害ではなく、実害であることは明らかです。

日光以外に修学旅行に行く、伊勢原市の小学校・戸室小学校・清川村の宮が瀬小学校の修学旅行は、学習として成り立たないのでしょうか?
 
教育委員会や学校長、また心配する保護者や団体が、何度も下調べに行き、放射線量を測らねばならない場所、現在不安定な福島第一原発との距離も近い場所に、どうしても行かなければならない理由はないと思います。

子どもたちにとって安全であり、保護者も安心して送り出すことができる場所への、修学旅行の行先の変更を求めます。

原発事故前の慣例をなぞるのではなく、子育て環境日本一を目指す厚木市だからこそ、子どもたちを守るという視点を最優先して頂けると信じています。

どうか、心からお願いします。全員の子どもが笑顔で参加できるよう皆様のお力をお貸しください。



請願者への質問

名切 意見陳述の中で「声が上げられない保護者」とあったが、どんな声を上げたいのか、何を不安に思っての声なのか。

請願者 安全とする根拠が、「日光市が安全というから」「校長会や教育委員会が測っているから」というところ。

不安な保護者が声を上げられない理由は、モンスターペアレント扱いされて、子どものいじめに繋がるのではないか、自分も地域で孤立するのではないかという不安。


この後、他の委員(議員)とのやりとりがあった後に、教育委員会への質疑になります。



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プロフィール

 

名切 文梨

Author:名切 文梨
(なきり ふみな)
1967年1月12日生まれ。
北鎌倉女子学園高校卒業。
兵庫女子短期大学食物栄養学科卒業。
ソニーPCL、日本経済新聞社を経て、フリーのアナウンサーに。
2007年厚木市議会議員選挙に民主党公認候補として出馬し、2658票をいただいて初当選。
現在3期目です。

 

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