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議員クラブ勉強会

今日、議員クラブの勉強会がありました。

講師は、神奈川県衛生研究所所長 兼 茅ヶ崎保健福祉事務所所長 岡部英男氏。

「放射性物質と健康への影響について」をテーマに、質疑応答も含め1時間半の講義。

<外部被曝>

県内3ヵ所にあるモニタリングポストは、地上4.9mの場所にある。

原発事故後、「人が生活しているのは地上1メートル付近」との意見を受け、地上1mの測定も合わせて始めた。

雨が降ると数値が上がるが、普段は事故前と同じ数値。

<内部被曝>

椎茸、ほうれん草、牛肉、豚肉、原乳、あさり、お茶など、県内産の食品のヨウ素131とセシウム134、137の測定をしている。

国の基準が厳しくなったら、出荷が難しいものもでてくるが、現在出荷停止は湯河原のお茶のみ。

相模原市の乾燥椎茸は550ベクレル/㎏と、国の基準値をこえている。県は出荷自粛をお願いしている状況。

生椎茸は、石づきをカットして計測し、基準値以下。

食品の測定は、ヨウ素は半減期が短いので、今は問題視されていない。

県内でストロンチウム・プルトニウムを計測していないが、計測している福島県の数値を参考に、セシウムとの比率で計算すると、県内のストロンチウム・プルトニウムは極々微量。

そこで、セシウムだけが問題とされている。

しかし、人間には代謝機能がある。

セシウムは、半減期が長いが、90日で排出される。

子どもは代謝が早いので、生涯の被曝量は、大人と変わらない。

放射線は、DNAを分断する。

少しくらいの破壊は、全然心配ない。

破壊が大きいと、がん化する。

皆さんは、それを心配している。

<被ばくと健康について>

日本人は、年間1.5ミリシーベルトの自然放射線量を浴びている。世界平均は、2.4ミリシーベルト。

CT検査、マンモグラフィーなどの医療被曝は、日本人年間合計2.3ミリシーベルト。世界は、0.6ミリシーベルト。

年間被曝量が、100ミリシーベルトを超えた場合の影響が指摘されているが、明らかな証拠はない。

チェルノブイリでは、ミルクを飲んだ子どもが、数年後、多数、甲状腺がんになった。数百ベクレル以上の放射性ヨウ素を含んだミルクだった。日本の牛乳は、そんなに含まれていない。

原爆被爆者の多い長崎県・広島県は、平均寿命が全国で比較すると長い。

<食品の放射能に関する新基準値>

新基準の数値の紹介。

この中で、乳幼児には配慮しなければならないので、50ベクレルの基準がもうけられたとの説明があった。

<「今日のまとめです」と言われて>

神奈川県内での放射性物質測定は、衛生研究所等で実施している。

現段階で、いずれの測定結果も、健康に直ちに影響する数値ではない。

100ミリシーベルト未満の低い放射線量の被曝を受けた場合、がんになる人が増えるかどうかは、明確ではない。

がんの発生因子は、喫煙・飲酒などの生活習慣も関係がある。

放射線のリスクに向き合い、「不確かさ」を理解することも大事である。

放射性物質の正しい測定結果をもとに、過敏に反応するのではなく、適正に判断し、冷静に行動しなければならない。これにつきる。不安からくるメンタル面が原因の健康被害が、心配。





以上が、主な講義内容です。




司会者は、議員クラブ当番幹事。

挙手をし、指名されて質問。

<名切文梨>

先生のお話を伺い、毎日生活していて、健康被害の心配はないとの印象を受けた。

先生の言われる心配のない健康被害とは、今はないけれども、10年後20年後は分からないということですか。

<回答>

まさにその通りです。(後に続いた言葉は、あまりもの衝撃で覚えていません)

<名切文梨>

放射性物質を摂取した場合、子どもは代謝が早いから、との説明があった。

一方、新基準の説明の際、乳幼児には配慮しなければならないとの説明があった。

乳幼児は影響を受けやすいので配慮が必要で、子どもは代謝が早いので配慮は必要なく、大人は代謝が鈍るということか。

また、乳幼児と子どもの境目も分からない。

<回答>

違う。子どもも配慮しなければならない。




再び挙手。

先生は「どうぞ」と言って下さったが、司会者が他の質問者を指名。

限られた時間なので、質問を独占するのはルール違反だと思い、他の議員の質問を聞く。

挙手した3人の質問が終わり、再び挙手。

しかし、タイムアップで質問できませんでした。

終了後、講師の所に行き次のようにお願いしました。

「先生は、いろんなところで講義されていることと思います。

放射能の講演に出向く方は、今だけでなく、10年後20年後も知りたくて講義を聴いていると思います。

先生のような、県の偉い方の発言力・影響力の大きさを分かって欲しい。

また、今日は議員だけでなく、市の担当課の職員も参加していました。

『直ちに』の部分が置き去りにされて、今日の講義内容が、市の政策に反映されたら、厚木市の子どもたちの将来に影響する。

今後、同じ内容で講義されるときは、『健康への影響』の言葉の前に、必ず『今だけであって、10年後20年後ではない』との言葉を付けて欲しい」


先生は、「私は大丈夫とは言っていない」と言われました。

その通りです。

一言もいわれませんでした。

そして、私の勝手な印象は、心配しないように講義する使命があり、でも、言葉の端々から真実を読み取って欲しいとの思いがあったのではないかということです。(もちろん想像です)

なぜなら、私の質問にはっきり答えて下さった時、医師である所長の良心を、痛いほど感じたからです。

そのことを、講義中のメモを読み返し、強く強く感じました。
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コメント

私も聞きたかったです。質問もしたかったです。
きっとその場に居なければ分からないことがたくさんあるんですよね・・・
多くの子供を持つ人たちが、今ではなく、20年・30年後を見ています。
レポートありがとうございました。

鮎kuma様

コメントありがとうございます。
講義の後、何とも言えない気持ちになりました。
ブログで伝えきれない思いが、たくさんあります。
でも、表現しきれない。
見えない大きな大きな力と、立ち向かってる気持ちです。

文梨先生こんにちは。

勉強会お疲れさまでした。
どんな優れた良心的な研究者でも、予測できないことや明言できないこともありますよね。

地震・原発事故から一年近く経とうとしています。
食品からだけでなく、自然環境からもどれだけ被爆したか私達は確かめられません。
「直ちに影響はない」の後には、(後々のことまでは知らない)が必ず付属していると捉えています。
先生はもっとショッキングな言葉を聞いて胸を痛められていると思いますが、
どうぞあまりお気を落とさずに。

私が聞いた通りですよね。同じ組織の方です。でもきっと岡部先生のほうがわかりやすくていい返事ですね。岡部先生のほうが聞きたかった。

私が聞いた女性の講師は、あまりにもひどい対応だったので。
一般の人には聞かせられない講義です。
命の現場で働いたこともないくせにと
言ってしまいたかった。

世界で例を見ない、事故です。

誰にも何も言えないのが本当の状況だと思います。

ただ、その先にあるのは尊い、命だということを絶対に忘れてはいけない。

一人の講義で安心するのではなく、たくさんの講義を他の議員さんにも聞いてほしいです。

三宅雪子女子 電気料金値下げ副隊長に就任
ガソリン値下げ隊はどこに行ったのでしょう?

「三宅雪子
川内博史隊長のもと、電気料金値下げ副隊長に就任致しました!皆さんの意見を吸い上げて頑張ります。」

都内に住むものです。
お隣綾瀬市が実家で、綾瀬にも子供を連れてよく帰るので、綾瀬の状況が気になり色々と調べてました。綾瀬の議員さんへのアンケート載せてるとこがあったので読んだんですけど、みんな酷いですね。名切さんと同じ民主党の女性議員さんの回答や、ブログも見ましたが、あまりにちょっと…という回答とか意見だったので、綾瀬のこの問題に取り組んでいるお母さんがたが可哀想になりました。
同じ母親に共感されないようでは淋しいですね。民主党の方は皆同じような意見なのかと思いましたが、個々で違うのですね。名切さん頑張って厚木市をかえてください。近隣で変われば海老名市や綾瀬市も変わっていと思います。そのうち親の面倒を見るのにきっと綾瀬に戻ってくる日がくると思います。その時にきちんと対策をしている市になってくれていないと困るので、綾瀬や海老名、厚木などの事も応援しています。

お疲れ様です。
1月20日の議員クラブでの勉強会ですら そのようなお話とは・・。
現代は、本や文献を時間を掛けて探して調べるどころか、インターネット、携帯など 瞬時に様々な情報や人脈にも世界中瞬時につながる時代なのに。
勤勉で誠実な知的な方はもう国内には居なくなっているのでしょう?(苦笑)
奥深い言葉の裏は・・。国や政府、様々な公的機関のコメントの統一性が、現実に生活している国民とは間逆に感じます。全く異なる世界を感じます。
神奈川県内の食品やその他、放射能汚染の実情も国内の情報と共にかなり検査されないままで、もっと詳細な実際の値も知りたいです。検出限界も皆、高すぎて。震災瓦礫についても同様。実測値やタイムリーな情報がなさ過ぎる・・。
支離滅裂な文面で申し訳ございません。
淡々と、冷静なご活躍。これからも応援しております。
 

平馬様

いつもコメントで励まして頂き、ありがとうございます。
正しく知るための分かりづらさを無くしていかなくてはならないと思います。
これからもがんばります。

ピーチ姫様

コメント頂き、ありがとうございます。
言葉の奥を読むと、大切な言葉が数々ありました。
この日のブログだけだと、正しく理解されないまま終わると思い、私なりの解釈をつけて、次にアップしました。
是非、感想をお聞かせ下さい。

るめちむ様

コメントを頂き、ありがとうございます。
綾瀬市議のアンケートを見たあと、彼女に私の思いを聞いてもらいました。
その後、武田先生の論文を読み、線量測定するなど、行動してくれています。
ご期待下さい。

厚木のママ様

コメントを頂き、ありがとうございます。
今回の勉強会は、神奈川県の姿勢を知るいい機会だったとも思います。
これからも、様々な視点から勉強して、がんばっていきます。
よろしくお願い致します。

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プロフィール

 

名切 文梨

Author:名切 文梨
(なきり ふみな)
1967年1月12日生まれ。
北鎌倉女子学園高校卒業。
兵庫女子短期大学食物栄養学科卒業。
ソニーPCL、日本経済新聞社を経て、フリーのアナウンサーに。
2007年厚木市議会議員選挙に民主党公認候補として出馬し、2658票をいただいて初当選。
現在3期目です。

 

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