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2月議会 一般質問 登壇原稿

今日は、一般質問で登壇しました。

登壇原稿をアップします。



議長のお許しを頂きましたので、通告に従い、質問をさせて頂きます。

始めに、放射能汚染対策についてお伺いします。

1987年に発行された「サラダ記念日」は、280万部のベストセラーとなり、歌人 俵万智さんは、一躍時の人として注目を浴びました。

東日本大震災当時の彼女とお子さんの住まいは、宮城県仙台市。

震災当日、東京で仕事をしていた俵さんは、4日後、無事お子さんと再開したそうですが、それからの避難生活と心境を、短歌に込めて、歌壇9月号で発表しています。

いくつか紹介させて頂きます。

『まだ恋も知らぬ我が子と思うとき「直ちには」とは意味なき言葉』

『子を連れて西へ西へと逃げてゆく愚かな母と言うならば言え』

親が子を思う気持ち、慈しみ、守る姿勢がひしひしと伝わる歌です。

しかし、今の日本では、命と健康を損ないかねない放射線から大切なこどもを守ることに関しては、往々にして非難され、それは、俵さんの短歌からもうかがい知ることができます。

中部大学の武田邦彦教授は、自身のブログで、福島の教育者の発言を非難しています。

ある小学校で、福島から避難することを口にした児童を、教師がみんなの前で名前をよび、「あなたは日本国民ではありません。裏切り者です。」と言ったそうです。

さらに、福島のある小学校では、登校時にマスクをした児童に対して、教師が、「マスクを取りなさい! その様な行為が、風評被害を招くのです!」と叱ったそうです。

実は、ここ厚木市でも、似たような事例が起こっています。

武田教授のブログの内容は、言われた子供に、私自身が確認はしていませんが、本市での事例は確認済みです。

なぜ、汚染の高い地域から避難してはいけないのでしょう。

なぜ、放射線から身を守ってはいけないのでしょう。

なぜ、親がこどもを放射能から守ると、放射能アレルギー、過剰反応、過保護、と蔑まされるのでしょう。

なぜ、本当のことを言うと、煽るな、騒ぎすぎ、偏り過ぎ、風評被害と罵られるのでしょう。

広辞苑で調べますと、風評とは、噂。噂とは、世間で根拠なく言いふらす話とあります。

そして、被害とは、損害をこうむること、危害を受けることとあります。

正しい情報に従って自己防衛することは、風評被害とは言いません。

そして、決してしてはいけないことは、正しい情報を振りかざし、被害者いじめ、差別をする人権侵害であり、この2つが混同していることに、なぜ、大の大人が気づかないのでしょうか。

日本国憲法第3章「国民の権利及び義務」の第19条で良心の自由を、第21条で言論の自由を、第22条で居住・移転・職業選択の自由を、第23条で学問の自由を保障しています。

戦争反対といってはいけない、日本軍は負けるのではといってはいけないと言われていた時代の反省が、この憲法に反映されているのではないですか。

正しく怖がることは、本人の当然の権利です。

子供を守ることは、憲法に縛られなくても、本来、人間に備わっている本能であり、非難されるべきことではありません。

先日の奈良議員の一般質問でもありましたが、厚木市は、もっとも尊重されるべき条例と位置付け、平成22年に、『自治基本条例』を制定しています。

この中で、次代の社会の担い手として健やかに成長できるよう、子供の生きる権利・育つ権利・守られる権利を保障しています。

『市民、議会及び市長等は、子どもの成長過程における保護及び支援の必要性を認識し、子どもが健やかに育つ環境の整備に努めなければならない』と規定しています。

国の安全基準が、震災前・震災後・災害1年後と変わる時点で、これに従っていたら、子供は守れない、健やかに育つ環境整備には努められないと判断するべきです。

以前、内川議員が一般質問で、子供が食べる給食の食材に含まれる放射性物質について、厚木市自身の基準が必要と発言した際、担当部長は、「専門的知識もございませんし、また、特に放射線の影響については、いわゆる閾値、どこからが安全で、どこからが安全でないかという値がない、閾値なしということもございますので、本当に専門家のご意見を聞いた国の基準が大事」と答弁されています。

その専門家の意見はそれぞれですし、今の国の対応を見ていたら、閾値なしとの認識のある本市の方が、よっぽど子供を守れます。

『自治基本条例』で子供の項目を設け、子育て環境日本一をめざす本市としては、国の基準は、決して超えてはならないひとつの目安と考えて、より安全な基準を示す専門家の意見を採用して頂きたい。

本市の子供の命と健康を守る本気度を見せて頂きたい。

そして、5年後、10年後、20年後と、「厚木市ありがとう。あの大変な時期に自分たちを本気で守ってくれてありがとう。」と心から感謝される厚木市であるべきと考えます。

現在、子どもを放射能から守る為に、保育所が取り組んでいること、小学校が取り組んでいること、中学校が取り組んでいること、厚木市として取り組んでいることは何かお伺いします。

次に、足漕ぎ車いすの活用についてお伺いします。

足漕ぎ車いすは、中枢神経疾患、末梢神経障害、関節疾患、呼吸・循環器疾患などにより、歩行が困難となった方が、自力で移動できる車いすです。

開発された東北大学名誉教授の半田先生に直接お目にかかり、リハビリの現場の見学もさせて頂きました。

どちらかの足が、少しでも動き、関節可動範囲の制限がなければ、どなたでも利用できると伺いました。

例えば、身体障害1級、要介護度5の脳卒中の患者さんも駆動可能で、リハビリ効果が高い事が、データで示されています。

その結果、寝たきりの状態から、一人で外出できるまで回復された患者さんが、たくさんいらっしゃるそうです。

表情豊かでない患者さんが、表情豊かになり、笑顔が見られるようになり、失禁予防・改善にも効果があり、また、くも膜下出血で寝たきりの患者さんが、文章を読むまでになり、認知機能が上がったケースなど、足漕ぎ車いすの効果は、程度の差はあっても、100パーセントだと伺いました。

私も何人かの患者さんにお会いしましたが、寝たきりだったとは思えないお姿でした。

小児まひの方にも有効とのことです。

そして、この車いすは、パラリンピックで使われる機能をもちあわせることから、スポーツも楽しめ、ショッピングやレジャーなど行動範囲も広がります。

寝たきり、閉じこもりからの脱却で、生きがい作り、ストレス発散、人との交流、健康作り、消費活動の活性化、また、介護負担の軽減と、費用対効果は十分期待できるものと考えます。

市で、介護現場や病院での活用や、助成、奨励、広報などに取り組むことで、幅広い利用者を増やし、活気溢れるまちづくりにいかせるのではないかと考えます。

本市のご見解をお伺いします。


この後の市長答弁と再質疑は、後日アップします。
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プロフィール

 

名切 文梨

Author:名切 文梨
(なきり ふみな)
1967年1月12日生まれ。
北鎌倉女子学園高校卒業。
兵庫女子短期大学食物栄養学科卒業。
ソニーPCL、日本経済新聞社を経て、フリーのアナウンサーに。
2007年厚木市議会議員選挙に民主党公認候補として出馬し、2658票をいただいて初当選。
現在3期目です。

 

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